保健師課程4年生 造幣局さいたま支局に行ってきました。

2025年10月20日

造幣局さいたま支局での実習の様子

保健師課程4年生 造幣局さいたま支局に行ってきました

2025年10月7日(火)の午後、保健師課程4年生12名が、さいたま新都心駅から徒歩15分ほどの場所にある
独立行政法人 造幣局さいたま支局を訪問し、
看護統合実習Ⅳ(公衆衛生看護学・産業保健実習)を行いました。

貨幣製造と造幣局の歴史を学ぶ

まずは博物館を見学しました。ここでは、日本の貨幣鋳造の歴史や造幣局の沿革、
歴代の貨幣から見る製造技術の発展などについて、動画や実物資料を交えて説明を受けました。
また、勲章やメダルなどの実物も多数展示されており、見ることができました。

貨幣製造工場の見学

次に貨幣製造工場を見学し、私たちが日常で使用する貨幣、記念硬貨や勲章がどのように製造されているのかを学びました。
クリーンルーム内での作業風景。マスクや防護具、安全靴を着用して働く作業者の姿、
拡大鏡を用いた緻密な作業をしている様子などを見て、
学生たちは産業保健で学んだ「作業管理」「作業環境管理」「健康管理」について多くの気づきを得ることができました。

健康管理室の見学と質疑応答

その後、健康管理室を訪問し、従業員の健康管理の実際について説明を受けました。
最後には、総務課の安全衛生担当者、産業医、産業看護師の皆様を交えて、
学生一人ひとりが感想や質問を述べる質疑応答の時間を持ちました。

実習を終えて

限られた時間ではありましたが、産業保健の現場を実際に訪れることで、
教室で学んだ知識をより深める貴重な機会となりました。