タイ王国King  Chulalongkorn  memorial Hospitalの看護師長6名が本学を訪問しました。

2019年11月26日

2019年11月1日、タイ王国のチュラーロンコーン王記念病院の分娩室・新生児室・産褥棟の師長および産婦人科統括看護師長の6名の方々が本学を訪問されました。チュラーロンコーン王記念病院は1893年に設立されたタイ赤十字社の病院で、タイ王国の歴史あるチュラーロンコーン大学医学部および看護大学の教育施設になっています。 

本学を訪問された経緯は、母性看護学教員である江幡芳枝特任教授が前任校でタイ王国のマヒドン大学とのMOUによって永年交流を続けてきた関係で、日本での母子保健研修のコーディネーターを依頼された事にあります。本学での交流としては、チュラーロンコーン王記念病院の紹介では、ベッド数1435床、看護部所属3876人、分娩数年間5000人前後、ASEANのハブ病院という巨大で近代的な病院に驚きでした。

 

研修は開業助産院での自然出産や母乳育児・子育て支援や幸手市の母子保健行政実際を見学しました。

タイ国では、4年制大学で看護師資格を取得し、分娩室では会陰切開や縫合まで行いますが、日本のように地域で開業する助産師の存在はありません。その為、今回お研修では、2箇所の助産院での自然出産や母乳育児支援、子育て支援の実際を見学して頂きました。