看護師に適性がある人の特徴!必要なスキルも合わせて紹介!
- 看護師
みなさんは、看護師という職業にも適性があるということをご存知でしたか?
看護師を志しているという学生や、これから看護師の資格を取って転職したいと考えている人は、なぜ看護師になりたいと考えたのでしょうか。
看護師とは、病気や怪我で困っている患者様を助ける、とてもやりがいのある楽しい職業です。
しかし、楽しいばかりではなく、時には辛く悲しい思いをしなくてはならないこともあります。
そのため、資格を持っていれば誰でも働くことはできるのですが、看護師としての適性があると長続きしやすくなります。
そこで本記事では、看護師に向いている人の特徴や、看護師に必要なスキルなどについて詳しく紹介していきます。
看護師の適性について気になっている人は、ぜひチェックしてみてください。
目次
看護師の適性がある人の特徴を5つ紹介
はじめに、看護師の適性がある人の特徴を5つ紹介していきます。
これから看護師になりたいと考えている人で、自分は看護師の適性があるのか、ないのか気になっているという方は、ぜひチェックしてみてください。
- 協調性がある
- 体力に自信がある
- 責任感が強い
- 向上心がある
- 世話をすることが好き
以下では、1つずつ詳しく紹介していきます。
協調性がある
看護師の適性がある人の特徴として挙げられるのが、協調性があるという点です。
看護師の仕事は、基本的に自分1人ですべてをこなすというよりも、数人で組まれた看護師のグループで情報を共有しながら仕事をこなしていくことになります。
また、医師など別の職種の人たちと組んだグループで仕事をすることもあるでしょう。
看護師には、個人プレーではなくチームプレーが求められることになります。
そのため、協調性がある人は、看護師の適性があるといって良いでしょう。
体力に自信がある
看護師の仕事は、学生など、看護師未経験の人たちが想像しているよりも何倍も過酷な仕事です。
常に体を動かし、時には走って移動することもあるでしょう。
重い荷物を運ばなくてはならないこともあるかもしれません。
また、勤務体系も不安定となり、日勤の日もあれば夜勤の日もあるかもしれません。
そのため、体力に自信があり、バリバリ働けるという人は看護師としての適性があるといって良いでしょう。
責任感が強い
上記で説明したように、看護師の仕事はチームプレーで行われることが多いです。
しかし、人任せにしても良いということではありません。
人の命を預かり、扱う仕事になるため、1つのミスが致命傷となるケースもあります。
1つ1つの仕事を慎重に、かつ効率的に行い、責任を持って最後までやり遂げるという気持ちが必要になります。
そのため、責任感が強い人は看護師の適性があるといって良いでしょう。
向上心がある
看護師になるには、看護師の国家資格を取得しなければならないため、学生のみなさんは猛勉強をするでしょう。
しかし、国家試験に合格し、看護師になれたからといって勉強をしなくて良くなるわけではないのです。
看護師を含む医療職の人たちは、日々アップデートされる情報を常に頭にいれておかなくてはなりません。
昨日まで正しいとされていた情報が、今日になったら間違っているということも多々あります。
患者さんの命を預かっている看護師は、常に新しい情報を勉強しスキルアップしていかなくてはならないのです。
そのため、意欲的にどんどん学びたいという向上心のある人は看護師の適性があるといって良いでしょう。
世話をすることが好き
看護師の仕事は、基本的には病院に通院、入院している患者さんのサポート、医療行為の補助となります。
「患者様のために何かしてあげたい」「人の役に立つことがしたい」と考えられる人は、看護師として相手に喜ばれる仕事ができることでしょう。
そのため、世話をすることが好きだという人は、看護師の適性があるといって良いでしょう。
看護師の適性がない人の特徴を3つ紹介
上記では、看護師の適性がある人の特徴を紹介しました。
では、逆に看護師の適性がないという人には、いったいどのような特徴があるのでしょうか。
「自分には看護師としての適性がないかもしれない」「自分のこういうところは、もしかしたら看護師として不向きなんじゃないか」と不安に思っている方は、ぜひチェックしてみてください。
- 生活リズムが乱れることを嫌う
- コミュニケーションを極力取りたくない
- 看取ることを嫌う
以下では、1つずつ詳しく紹介していきます。
生活リズムが乱れることを嫌う
看護師の適性がない人の特徴として挙げられるのが、生活リズムが乱れることを嫌うという点です。
看護師の勤務体系は他の業種に比べて非常に不規則となり、まず土日が固定で休めるという職場は多くないため、周りの家族や友人と休みを合わせるということが難しくなってしまいます。
また、夜勤などもあるため、日によって起床時間も就寝時間も変わるため、生活リズムが乱れがちとなります。
そのため、仕事が原因で生活リズムが乱れるということを嫌う人が看護師として働くのは、難しくなります。
コミュニケーションを極力取りたくない
看護師は『対患者様』の職業です。
犬や猫ではなく、人間を相手にするため、コミュニケーションを取りながら仕事をすることを求められます。
また、医療チームで連携することで仕事の効率は上がります。
そのため、患者さんだけではなくスタッフ同士でのコミュニケーションを取る必要もあります。
コミュニケーションを取ることが好きではないという人が看護師として働くのは、難しいといえます。
看取ることを嫌う
患者さんの命を預かっている仕事上、最期を看取らなければならない場面もあるでしょう。
中には看取ることがどうしても受け入れることができないという人もいらっしゃいます。
そのような人の場合、病院で勤務する看護師として看取るというのはとても苦しく感じてしまいます。
そのため、看取ることができない、好きではないという人は看護師として働くのは、難しいといえます。
看護師に必要なスキルを3つ紹介!
次に、看護師に必要なスキルを3つ紹介していきます。
看護師として活躍していくには、どのようなスキルを身につけることが必要なのでしょうか。
- 観察力
- コミュニケーション能力
- 精神的な強さ
以下では、1つずつ詳しく紹介していきますので、看護師に求められているスキルについて知りたいという人は、ぜひチェックしてみてください。
観察力
看護師に必要なスキルとして挙げられるのが、観察力です。
看護師の仕事として1番重要なことは、患者さんの命を守ることです。
怪我や病気で弱っている患者さんを元気にしてあげることこそ、看護師の使命となります。
そうなった場合、患者さんの小さな変化も見逃さないことが重要です。
時には、ドクターでさえも気づかない小さな変化をも看護師が発見するということもあります。
そのため、看護師として活躍するには観察力が必要だということを覚えておきましょう。
コミュニケーション能力
看護師としての適性がある人の特徴でも紹介しましたが、看護師には高いコミュニケーション能力が求められています。
精神的に落ち込んでいる患者さんを勇気づけることや、周りの看護師やドクターなどのスタッフとの連携を取りながら仕事をするという点では、コミュニケーション能力がなければ成すことはできません。
コミュニケーションをうまく取ることが苦手だという人も、看護師として活躍するために、コミュニケーションをうまく取れる練習をしていくことをおすすめします。
精神的な強さ
看護師に必要なスキルとして挙げられるのが、精神的な強さです。
看護師は、肉体的な強さも必要となりますが、精神的な強さもとても重要なスキルとなります。
人の命を預かる仕事になるため、時には絶対にミスが許されない仕事を任されることもあるかもしれません。
また、病院などで勤務する場合は先輩や後輩などとの上下関係にも気を使わなくてはならない場合もあります。
そういったとき、精神的な強さがないと、すぐに退職をしてしまったり、休職をしてしまうことがあります。
切り替えの早さや、ポジティブな思考など、看護師には精神的な強さが必要となるため覚えておきましょう。
まとめ
看護師に適性がある人の特徴や、看護師に必要なスキルなどについて詳しく紹介しました。
人の命を預かる看護師という職業は、やりがいのあるとても素晴らしい仕事となります。
しかし、やりがいのある仕事こそ強い覚悟と責任を持って仕事にあたらなければなりません。
今回紹介した看護師としての適性やスキルを既に持ち合わせているという人は、看護師になったら楽しく働くことができるでしょう。
しかし、自分には看護師としての適性がないと感じた人でも、看護師としての夢が絶たれたわけではありません。
病院で働くことだけが看護師ではなく、保健センターや学校など、働く職場によって求められるスキルも異なるため、自分には看護師としての適性がないと感じた人でも、看護師として活躍できる職場があるかもしれません。
看護師を目指している方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。