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共通テストの持ち物は?必ず必要な物からあると便利な物まで紹介!

  • 入試情報

みなさんは、大学の共通テストに何を持っていけば良いのか知っていますか?

共通テストとは、大学の入学へ向けて、入試の第一ステージとして受験生の前に立ちはだかる大きな壁です。

「準備に不足はないか?」「体調はしっかり整えられるか?」など、受験生には色々な悩みがあります。

その中のひとつとして、共通テストには何を持っていけば良いのか、という疑問が多く挙がっています。「テスト当日に忘れ物をしてしまったらどうしよう」という不安があるという人も少なくないのではないでしょうか。

そこで本記事では、これから大学の共通テストを受けるという人へ向けて、共通テストに必ず必要な持ち物やあると便利な物、試験中に使用してはいけない物などについて詳しく紹介していきます。

共通テストに何を持っていけば良いのかわからなくて不安だという人は、ぜひチェックしてみてください。

共通テストに向けて気をつけたいポイント

 

はじめに、大学の共通テストに臨むにあたって、事前に準備しておきたいポイントについて紹介していきます。

規則正しい食生活を心がける

大学の共通テストに臨むにあたって、まずは自分の体を健康に保つということを意識しましょう。

そのために、規則正しい食生活を心がけるという点が挙げられます。

受験が行われる冬の時期は、気温が低く空気が乾燥しており、インフルエンザや風邪が流行する季節です。

また、新型コロナウイルスの感染リスクもあり、まだまだ油断はできません。

栄養の取れるバランスの良い食事をしっかりと摂ることにより、免疫力が高まり、風邪をひきにくい体になります。

また、チョコレートやコーヒーなど、勉強の集中力を高めてくれる効果のある物も適度に摂ると良いでしょう。

睡眠をしっかりとる

自分の体を健康に保つには、良質な睡眠も必要となります。

勉強時間を長くしてしまうあまり、睡眠時間が十分に確保できていないと、体調を崩してしまったり、勉強に集中できなくなってしまったりする可能性があります。

睡眠時間が長すぎるのも良くないですが、短すぎるのも良くありません。

平均として6〜8時間、疲れが溜まっている時には仮眠を取るなどして、体力をしっかりと確保しましょう。

テスト当日の時間をイメージする

大学の共通テストに臨むにあたって、テスト当日の時間をイメージするということが重要になります。

事前にテスト当日のスケジュールを確認し、毎日同じ時間に就寝、起床をする、同じ時間に食事を摂る、テストと同じ時間に勉強するなど、テスト当日の時間に合わせた行動を取ることをおすすめします。

よくありがちなのが、数日前からこのような行動をとる人が多いのですが、数日間では体は完全に慣れてはくれません。

なので、数ヶ月前からこのような行動を取り、自分の体内時計をテストモードにしていきましょう。

共通テストに必要なもの

 

次に、大学の共通テストに必要なものについて紹介していきます。

以下で紹介するものは、共通テストに必ず持っていきたいものですので、ぜひチェックしてみてください。

  • 受験票
  • 受験上の注意
  • 学生証
  • 鉛筆(できるだけ多く)
  • 消しゴム
  • 鉛筆削り
  • 時計
  • 携帯電話
  • 交通費
  • 飲み物
  • 昼食
  • ハンカチ
  • ティッシュ
  • マスク
  • 勉強道具

以下の項目では、中でも特に重要な必需品を詳しく紹介していきます。

受験票

共通テストの必需品として、1番忘れてはいけないのがこの受験票です。

もし忘れてしまった場合は、試験会場で忘れてしまったことを伝えれば、仮の受験票を出してくれる可能性もありますが、受験票がないと基本的には共通テストを受けることができなくなってしまうため、必ず持っていきましょう。

受験日までに紛失してしまった場合は、受験日までに必ず再発行するように心がけてください。

受験上の注意

受験票と一緒に送付されてくるこちらの注意書きも、当日の試験会場に必ず持参しましょう。

テストの時間割や当日のスケジュール、注意事項などが細かく書いてあるため、何かあったときに役に立ちます。

受験日の前日までに熟読しておくだけでなく、当日も持ち歩くことをおすすめします。

学生証

共通テストへは、学生証も必ず持参していきましょう。

学生証は、自分が学生だということを証明するためのものです。

もし当日に受験票を紛失してしまったり、自分が受験生だと証明しなければいけなくなった際には、学生証が必要となります。

受験票、受験上の注意と共に、試験当日は必ず持ち歩くようにしましょう。

鉛筆

共通テストの持ち物としては、シャーペンではなく鉛筆を持っていくようにしましょう。

鉛筆がないと、用紙に文字を書くことができないため話になりません。

場合によってはシャーペンが使用禁止の会場もありますし、試験のほとんどはマークシート方式となります。

また、持ち物として鉛筆削りも必要だと紹介しましたが、試験中に鉛筆削りを使用する時間はないと思って良いでしょう。

そのため、試験中に使える鉛筆がなくなったときにすぐに新しい鉛筆を使えるよう、できるだけ多くの本数を持ち歩くことをおすすめします。

消しゴム

鉛筆と同様、消しゴムがないと試験が成り立ちません。

一度も消しゴムを使わずに試験を終える人など、まずいないでしょう。

消しゴムと言っても、ねりけしのような特殊な消しゴムではなく、プラスチック製の一般的な消しゴムが使いやすく、おすすめです。

消しゴムに関しても、試験中に床に落としてしまったり、紛失してしまう可能性もあるため、複数持っていくと安心です。

鉛筆削り

鉛筆削りもまた、必ず持っていきたい持ち物のひとつです。

試験中に使う時間はありませんが、試験と試験の間にしっかりと鉛筆を削っておくことによって、試験を円滑に進めることができます。

鉛筆削りと言っても何種類か存在していますが、電動式のものなどではなく、ペンケースに入るくらいのコンパクトなものですと、かさばらずに持参していくことができるためおすすめです。

時計

試験会場に必ず時計があるとは限りませんし、壊れていて正確な時間がわからないという事態も考えられるため、時計は必ず自分で持参していきましょう。

辞書機能や電卓機能が付いているような多機能時計や、秒針音のする時計などは持参が認められていないため、注意が必要です。

また、試験中にアラーム等が鳴ってしまわないように注意しておくとともに、前日までに時刻のズレがないかしっかりと確認しておきましょう。

携帯電話

携帯電話は、試験中は使用することができませんが、試験当日は必ず持っていきたいもののひとつです。

緊急時に連絡が取れるように緊急連絡先を控えておくことと、試験会場から自宅までの経路で迷ってしまった時のためのナビゲーションアプリなどもインストールしておくと非常に便利です。

不正行為と判断されてしまう可能性があるため、試験時間中は必ず電源をオフにしておき、アラームなどは消しておきましょう。

交通費

自宅の最寄駅から試験会場までの往復の電車賃は、必ず用意しておきましょう。

できれば交通系ICカードにチャージしておき、念のため現金でも持っていくと安心です。

また、当日電車の遅延等、万が一の事態に備え、タクシー代も持っておくとさらに安心です。

飲み物

試験会場に自動販売機が必ずあるとは限りませんし、近くにコンビニがない場合もありますので、自宅から飲み物を持っていくことをおすすめします。

冬とはいえ、水分を取らずにいると脱水症状を起こしてしまう危険性があります。

また、逆に水分の取りすぎはトイレが近くなってしまい、試験に支障が出てしまうので注意が必要です。

昼食

共通テストは朝から昼過ぎまで行われるため、昼食を取るための昼休みが設けられています。

飲み物同様、近くにコンビニがあるとは限りませんし、混雑していて時間に間に合わないという可能性も考えられるため、自宅から持参していくことをおすすめします。

中身は短時間で食べられるようなパンなどがおすすめで、消化の悪いものや普段食べ慣れていないもの、食べるのに時間がかかってしまうものなどは避けましょう。

ハンカチ

新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあり、手を洗う機会がとても増えています。

トイレに行った際も、ペーパータオルがあるとは限りません。

歩いて汗をかくなど、ハンカチを持っていると何かと役立つ場面があるため、必ず1つは持参していきましょう。

ティッシュ

ハンカチ同様、ティッシュペーパーも必ず持参したい持ち物のひとつです。

鼻水を拭いたり、汚れたものを拭いたりする時に役に立つので必ず持参していきましょう。

マスク

共通テストでなくても、現在は外出する際の必需品となっているマスクも、必ず持参しておきましょう。

家からマスクを着用していくことはもちろん、予備で1枚持っていくと万が一の際に便利です。

勉強道具

電車での移動中や、休憩時間など、空き時間を有効活用するために勉強道具を持っていくことをおすすめします。

英単語の冊子や、小さめの参考書等場所を取らずに開けるものが望ましいでしょう。

必須ではないがあると便利な持ち物

 

上記では、共通テストに必ず必要な持ち物を紹介しました。次に、必ず必要ではないが、持っておくと便利な物について紹介していきます。

防寒グッズ

共通テストが行われる時期は気温が低く、試験会場が非常に寒いという可能性があります。

暖房が効いていることも多いですが、万が一のためにカイロや膝掛けなどの防寒グッズを持参することをおすすめします。

また、その際は不正行為と思われないように柄付きのものは避けるなど、シンプルなものを選びましょう。

お菓子

チョコレートやクッキーなど、糖分が含まれているお菓子類には、頭の回転を早くさせる効果があります。

試験と試験の合間など、疲れた時にサッと食べられるようなお菓子を持っていくことをおすすめします。

大学受験ともなれば、少なからず緊張や不安に襲われる可能性がありますよね。

試験中に腹痛になってしまったり、頭痛が起きてしまった時のため、痛み止めなどの薬を準備しておくと良いでしょう。

場合によっては「薬を持ってきているから大丈夫」といった安心感も得られるため、心配な人は持っていくことをおすすめします。

試験中に使用してはいけないもの

共通テストに必ず持っていきたい持ち物や、あると便利な物を詳しく紹介しましたが、最後に試験中に使用してはいけないものを紹介していきます。

以下で紹介したものを試験中に使用してしまうと、不正行為と判断され失格となってしまう可能性もあるため、必ずチェックしておきましょう。

定規やコンパス

何の指示も出ていない場合は、鉛筆と消しゴム以外の文房具は使用してはいけません。定規やコンパスなどの補助具の使用は認められていないので、注意が必要です。

携帯電話

メモ機能があったり、調べる行為ができてしまう携帯電話を試験中に使用しては絶対にいけません。また、その気がなくても試験中にアラームが鳴ってしまった時も、場合によっては不正行為と見做されてしまう可能性もあるため、必ず電源は切っておきましょう。

参考書

試験の合間に勉強のために持参した参考書も、もちろん試験中の使用は認められていません。

カバンからはみ出ている場合などでもカンニングと勘違いされてしまうので、使用していないときはしっかりとカバンにしまっておきましょう。

まとめ

共通テストに必ず必要な持ち物やあると便利な物、試験中に使用してはいけない物などについて詳しく紹介しました。

共通テストとは、高校3年間、あるいはそれ以上の期間一生懸命勉強をしてきた人たちの集大成となる受験の第一ステージの大きな壁です。

持ち物のことが足を引っ張り、試験で実力が出せなかったというのはとても辛く、残念ですよね。

事前に必ず確認をして、万全の状態で共通テストに臨めるよう、これから共通テストを受ける予定だという人はぜひこの記事を参考にしてみてください。