入試に必要な持ち物チェックリスト!必須な物とあると便利な物をまとめて紹介
- 入試情報
入試当日は絶対に忘れてはいけない必須の持ち物が多くあります。
たとえば、受験票を当日に忘れてしまったら試験は受けることができません。これまでどれだけ懸命に勉強して準備していても、必須の持ち物をひとつ忘れてしまっただけでこれまでの努力が水の泡になってしまう可能性も0ではありません。
この記事では、入試で絶対に必要な物、持って行くと便利な物、入試前日の過ごし方をまとめて紹介していきます。入試で必要な持ち物を再度チェックしておきたいという方は、ぜひこの記事を参考に最終チェックを行ってみましょう。
目次
入試に必須な持ち物を紹介
はじめに紹介するのは、入試の際に『必須な持ち物』からです。以下で紹介するものは必ず持って行かなければいけないものなので、最低でも前日までには用意しておくようにしてください。
- 受験票
- 筆記用具
- 生徒手帳
- 腕時計
- 参考書
- 飲み物と軽食
- 現金
入試の際に欠かせない必須アイテムは全部で7つ。以下の項目でひとつずつ詳しく重要性を紹介していきます。
受験票
試験主催者が受験者に対して発行する受験票は、その試験を受験できることを示す証明書なので必須の持ち物です。これがなければ入試を受けることはできませんので、前もって大切に降り曲がらないようにクリアファイルなどに入れて鞄に閉まっておきましょう。
ちなみに、万が一入試当日に忘れてしまっても引き返す必要はありません。試験場で仮受験票と仮写真票の申請を受けられれば受験できますので、忘れたからといって家に引き返して遅刻するといった事態は避けるようにしてください。
筆記用具
入試当日はテストを受けるわけですから、当然ながら筆記用具は必須アイテムです。
鉛筆が折れた時、落としてしまった時、シャープペンシルが壊れた時を想定して、予備として多めに筆記用具は持参しておくと安心です。シャープペンシルでしか勉強していない人でも、予備として鉛筆は数本もっていきましょう。
生徒手帳
不測の事態がない限りは生徒手帳が必要な場面はありませんが、万が一を想定して必ず持って行くようにしてください。
生徒手帳が必要な場面は、受験票を忘れてしまったり紛失してしまった時です。
前述したように仮に受験票を忘れてしまっても仮受験票と仮写真票の申請を受けられれば受験はできますが、本人確認ができなければ発行できません。
もしもの時のために生徒手帳は忘れずに鞄の中に入れておきましょう。
腕時計
入試を受ける試験会場に必ず時計があるとは限りません。また、時計があっても自分の席からはよく見えない場合もあります。
そのため、普段から自分が使っている腕時計は必ず持参するようにしてください。
時計は周りの人の迷惑にならない秒針の音がしないもので、もしもの時のためにアラーム機能がないものを選ぶのがベストです。
置き時計は駄目な場合があるため、腕時計を用意しておくのが安心です。
参考書
入試の合間には休憩時間があります。
全身全霊をかけた入試ですから、短い休憩時間の合間も無駄にせず最後の復習を行いましょう。参考書はもちろん問題集やノートなどを使い、自分が不安な箇所を確認してください。
飲み物と軽食
入試は午前と午後にわかれており途中でご飯を食べる休憩時間があります。
もちろん自分で時間内に買いに行っても問題ありませんが、手間と時間を省くため事前に昼食は用意しておくことをおすすめします。また、喉を潤すため事前に飲み物を用意してください。
現金
現金は、もしもの時のため用意しておくことをおすすめします。
交通機関のICカードがあれば事前にチャージしておくと便利です。慣れない土地へ行く場合は切符を購入する場所を迷ってしまう可能性もありますので、ICカードが使えるのであれば手間と労力を省くことができます。
また、飲み物を購入する、食べ物を買うなども現金が必要なので、少し多めに持っておくと安心できるかと思います。
入試の際にあると便利な持ち物を紹介
上記で紹介した持ち物は必須ですが、以下の持ち物は「あると便利な物」です。
- 会場までの地図
- 防寒グッズ
- マスク
- 雨具
- ハンカチ
- 座布団
- お菓子
入試の際にあると便利な持ち物7つを以下で詳しく紹介していきます。
会場までの地図
試験会場は通い慣れている場所ではないことがほとんど。そのため、会場がどこにあるのかは事前に調べておくか、周辺の詳しい地図を持っていくなどして対応しましょう。
今はスマートフォンでも簡単に調べることはできますが、充電切れや紛失などの万が一の事態を防ぐためにも、紙媒体で会場までの地図を1枚もっておくと安心できます。
防寒グッズ
早い時期に行われる試験を除いて、ほとんどの入試は真冬に開催されます。そのため、防寒グッズの用意はあると便利です。
- カイロ
- ひざ掛け
- 上着
もちろん試験会場は暖房がついていますが、広い会場で真冬なので寒さを感じる場面はあります。とくに女性はひざ掛けを持って行くと足の冷えを押さえることができますので、事前に用意しておくと良いでしょう。
注意点としては、事前に試験監督者の許可を得る必要があるという点です。また、英単語がプリントされている絵柄のものは持ち込めませんので、無地のひざ掛けを用意しておきましょう。寒さで集中できないという事態を防ぐためにも、体にカイロを貼っておくのもおすすめです。
マスク
前述したように試験は真冬に開催されますので、マスクなどにより試験会場で体調を崩すのを防ぐ対策も不可欠です。
最近は新型コロナウイルス感染拡大の影響により必須となりましたが、感染拡大が落ち着いてマスクが必須の時代ではなくなったとしても、試験前後ではマスクを着用するようにしてください。
試験会場には多くの人が集まりますし、真冬の開催なので空気が乾燥しています。マスク以外にものど飴や薬などを持っておくとさらに安心感があります。
雨具
天気予報が晴れでも急に雨が降る可能性はありますので、必ずレインコートや折り畳み傘などの雨具は用意しておきましょう。
確率が高い場合のみ持参すれば大丈夫ですが、折り畳み傘であればそこまでかさばりませんので鞄の下の方にいれておくと安心できます。
ハンカチ
もしも雨が降った時にはハンカチがあると便利です。
ハンカチがないと真冬で雨に濡れた状態で試験に臨む形になります。もちろんそれでも試験はできますが、寒さで集中できないなどの悪条件になる可能性がありますので推奨できません。
ハンカチは常日頃から持っている方が多いかと思いますが、試験の当日も忘れずに持参するようにしてください。
座布団
試験会場に用意されている椅子がどのようなタイプなのかは事前にわかりません。
受ける科目数によって試験当日は長時間椅子に座りますので、椅子が固くて集中できないという場合は座布団やクッションを持参しておくと安心できます。座布団を使って椅子の座り心地が良くなれば、自ずと試験にも集中できるようになるでしょう。
しかし、座布団も前述したひざ掛けと同様に利用する際は試験監督者の許可を得る必要がありますので、その点だけは注意してください。
お菓子
必須項目の箇所で軽食を紹介しましたが、それ以外には脳をリフレッシュできるチョコや飴などの甘いお菓子を持参しておくことをおすすめします。
休憩中に少しだけつまめるようなお菓子を持っておくと、血糖値を高める効果があります。脳をすっきりさせることで働きを改善できますので甘いお菓子が良いでしょう。
入試前日の過ごし方
最後に、入試前日のおすすめの過ごし方を紹介していきます。
持ち物は当日ではなく前日までに用意する
試験当日の持ち物はその日の朝ではなく前日の夜までに用意してください。
一般的に大学受験には決まった服装はありませんが、持ち物だけではなく服装も前日までに決めておくと安心できるでしょう。もちろん当日の朝は余裕を持って起床するかと思いますが、何があるかわかりません。もしかしたら時間ギリギリに起きてしまう可能性もありますので、その時にバタバタと必要な荷物を用意するのではなく前日に用意しておくと安心できます。
入試で必須の持ち物とあると便利な物は上記を参考にしてください。前日までに用意しておくと手間を省けますので、余裕を持って確認しながら鞄に入れておきましょう。
早く寝て早く起きる
入試前日に遅くまで起きて最後の追い込みをかけるのは逆効果です。
入試前日に今まで勉強してきたことをおさらいするのはもちろん重要ですが、夜遅くまで勉強するのではなく早く寝て早く起きるようにしてください。しっかりと睡眠をとらなければ万全な状態で試験に臨むことができません。
おすすめは早く起きて早く試験会場に行くことです。
試験会場の空気になれると緊張も少しずつ解けていきますし、早めに現地に到着できればそこで参考書を見ながら軽く勉強もできます。
また、万が一前日に夜遅くまで起きて当日に寝坊してしまったらすべてが水の泡です。早く寝て早く起きるを心掛けて前日を過ごしてください。
勉強の時間は抑え目にする
試験前日に全く勉強しないのはいけませんが、勉強しすぎるのもいけません。前述したように試験前日は当日の体調を整えるのが最優先事項なので、長時間の勉強は逆効果です。
また、試験前日に過去問をやって点数が低いとメンタル的に逆効果になる場合が多いため、今まで勉強してことの復習を軽くするだけの勉強にしておきましょう。
22時に寝ると決めたら、最低でも1時間前には勉強はやめてください。眠る前にお風呂に入ってゆっくりとした時間を作り、リラックスした状態で就寝することをおすすめします。
まとめ
入試の際に必須な持ち物、あると便利な持ち物、前日の過ごし方を紹介していきました。
必須な持ち物はもちろんですが、あると便利な物も鞄に入れて問題ないようであればぜひ持参するようにしてください。入試当日は何があるかわかりませんので、万が一の不測の事態に陥った時でも対応できるように準備しておくことをおすすめします。
そして、入試前日は無理をして夜更かししてはいけません。最後の最後まで勉強したい気持ちは十二分にわかりますが、今まで頑張って勉強してきた自分を信じ、当日に最高の体調で挑めるようにしましょう。